2008年09月18日

【オススメ】FXトレーディング

この本は、FXCMのチーフ・カレンシーストラテジスト兼トレーダーのキャシー・リーエンさんが書きました。

外国為替の歴史から、為替相場におけるファンダメンタルズ分析とテクニカル分析について具体的事例を交えながらわかりやすく書いてありました。

政策金利と対ドルレートの関係を表したグラフや、各経済指標発表後の値動きの比較など、この本で初めて見たグラフや表が沢山あって面白かったです。

もちろん具体的なトレードの戦略も何種類か紹介されていました。
面白いかったのが、相場の環境を認識する方法をいくつか併用していたところです。つまり、今はトレンドがでているのか、レンジ相場なのかを数値的に判断するということです。使われていたのは、ADXの数値と傾き、オプションのインプライドボラティリティとリスクリバーサルなどです。

最近ADXは気に入って利用していましたが、傾きに注目したことはありませんでした。通貨オプション市場にいたっては、見たことがありません。活用できるレベルには相応の検討が必要ですが、こういう方法もあると知ることができたのはよかったです。」

以下のトレード手法や情報は面白そうだったので、順番にチャートで見てみようと思います。
・ダブルゼロで逆バリ。
・真の値動きを待つ。
・インサイドデイ・ブレイクアウト。
・ダマシのブレイクアウトで逆バリ。
・移動平均線のパーフェクトオーダー。
・金利差推移による長期為替予測。
・金価格と通貨の相関。





書名  :FXトレーディング
著者  :キャシー・リーエン
訳者  :古河みつる
出版社 :パンローリング
読む目的:トレーダーとしてのレベルを上げる。
ページ数:318
所要期間:7日

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・圧倒的な市場の力に反して、介入に成功する能力が中央銀行にないことが示されました。
・テクニカル的に完璧なフォーメーションでも、ファンダメンタル的に大きなイベントが発生したために外れることがきわめて多い。
・すべてのトレーダーは、取引に入る前に、大局的な経済状況に関してある程度理解している必要があります。
・値動きに経済指標によるサプライズを対応づけることによって、通貨の将来の動きを理解し、予測する方法があります。
・どれだけ早い段階でトレンドを識別できるかがテクニカル分析の鍵になります。
・日本の当局に残された経済再生の道は一つしかありません。貨幣の増刷です。
・5年間続くと予想される金利上昇は、1年間しか続かないと予想される場合よりも為替レートに与える影響がはるかに大きいということです。
・為替取引全体の90%が対ドルである。
・効果的かつ時間的に効率的な投資戦略を構築するには、24時間の市場活動の規模に着目し、取引機会が最も豊富な時間帯を見極めることが重要です。
・大手の投資銀行やヘッジファンドが、アジアタイムを利用して、ストップやオプションバリアにとって重要な水準への誘導を試みていることが知られています。
・ニューヨークは外為市場の出来高の19%を占め、ロンドンは30%以上を占める。
・トレンド相場では、上昇トレンドの押し目で買い、下降トレンドの戻りで売ることによって勝率を上げることができます。
・私は、最高の取引とは、テクニカルとファンダメンタルの相場観がともに同じストーリーを語っているケースだと考えています。
・多くのトレーダーが失敗する理由は、お気に入りの指標を絶対確実であるかのように誤解してしまうことです。
・トレーダーが身につけるべき最も重要な習慣の一つが、取引をしている相場環境を意識することです。
・いかなる時点においても、相場はレンジかトレンドかのいずれかの状態にあります。
・成功しているトレーダーたちの良い習慣は、逆指値注文によって、リスクを負ったのと同じ額だけ利益が乗ったら、すぐに損益分岐点水準までストップを移動するというルールを採用していることです。
・逆指値注文をうまく利用するには2つのポイントがあります。
@最初にストップを妥当な水準に設定すること。
A取引が思惑通りに進んだ時に、利益を固定化する方向へストップを移動すること。
・どんな状況でも完璧に機能する魔法のような公式は存在しません。
・負けても負けていないふりをして戦い続けるよりも、負けを認めてしまった方が結局は良い結果をもたらします。
・相場変動の70%は20%の時間におこる。
・短期的な変動を利用して儲けようとするデイトレーダーは、大口のオーダーフローがトリガーされる価格水準を識別して予測する方法を学ぶ必要があります。
・デイトレード成功の鍵は、注意深く選別し、反転が起こる可能性の高い水準でだけ入ることです。
・基調となっているトレンドに関係なく、ダブルゼロの支持線や抵抗線で何度も通貨ペアが反転する。
・ボラティリティ取引を行うには、少なくとも2日間のインサイドデイが必要です。
・ロンドンタイムの序盤の数時間に現れることが多い、当日の方向性を示唆する最初の真の値動きをとらえる。
・テクニカル情報を視覚的な特徴と組み合わせて使用することによって、ブレイクアウトの方向性に関して、ある程度の手掛かりが得られることがあります。
・重要な水準におけるブレイクアウト取引には大きなリスクが伴い、実際にはブレイクアウトよりもダマシのブレイクアウトの方が頻繁に出現します。
・同様に納得できる2つの取引を天秤にかけた場合、最強の経済と最弱の経済のペアを選ぶことで勝率を高めることができる場合があります。
・最大の投資収益率が得られる市場が最も資金を引き付ける。
・コモディティ価格が通貨価格の先行指標になっている。
・私たちは金利差が通貨ペア価格の先行指標になる傾向があることを発見しました。
・米ドルは金価格と逆方向に動く。
・市場参加者は、米ドルの大まかな強気弱気の尺度としてUSDX(米ドル指数)を熱心に追跡しています。
・財政赤字違反が基本的に合法化されたという事実は、ユーロとECBに対する信頼感を損ないました。
・EMUは、加盟諸国がEMU基準に違反するなど、現在多くの問題に直面しています。
・CHFは金に対して80%近い正の相関がある。
・この数年間、EUの加盟諸国は、スイスに対して銀行制度の機密性を緩和し、顧客口座の透明性を向上させるよう強い圧力を加えています。
・USDCHFは、EURUSDとEURCHFから導出された合成通貨ペアにしかすぎません。
・日本は銀行危機に加え、GDPの140%以上という先進国中最も高い水準の負債を抱えています。
・輸出主導の国であることから、日本政府は円安を好む傾向がある。
・日本の会計年度末(3月31日)が近づくと、JPYクロスの動きがきわめて活発になることがあります。
・日本のトレーダーは、オフィスには若手のトレーダーたちだけを残してランチに出かけてしまうことが多いのです。結果、日本のランチタイムにボラティリティが高まることがあります。
・日本は製造業を基盤とした経済。
・オーストラリア経済は、アジア太平洋地域諸国のパフォーマンスにきわめて敏感であることが論理的に想定できます。
・オーストラリアは、1983年から変動相場制に移行しています。
・オーストラリア経済は、歴史的に干ばつからの復元力が強いという事実に注目する必要があります。
・急成長はしばしばインフレを誘発する。
・他の多くの中央銀行と異なり、RBNZの金利変更の決定は、総裁によって行われます。
・コモディティ価格が上昇するとオーストラリア経済が恩恵を受け、ニュージーランドとの貿易を含む、あらゆる側面での活動が増大します。
・NZDを金利の動向にきわめて敏感な通貨にした。
・人口が増加すれば、家財に対する需要が増加し、全体的な消費の増加につながるからです。
・米国経済の調子があやしくなると、カナダの輸出に対する需要が打撃を受けることになります。
・GDPにはパン自体は含まれますが、パンを作るために使用される小麦は含まれません。


posted by アキちゃん at 13:32| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。