2008年10月09日

FXスワップ運用

この本は、「為替超入門」などの人気サイトを運営する為替バカさんが書きました。

為替バカさんは金融工学を駆使したFXスワップ運用が得意な方です。

読んでみて、HV(ヒストリカルボラティリティ)やVaR(ヴァリューアットリスク)、1年後に利益がでる確率の計算方法があって参考になりました。

ただ、正直計算におぼれている印象をうけました。現実的に考えて、 この本を読んで始めた初心者は、現在損失を抱えている可能性が高いように思えます。

計算すればなんでもできる気がしますが、想定からはずれたら意味がなくなります。その点何でもできる、と誤解を招く恐れがあるな、と感じました。



書名  :FXスワップ運用 
著者  :為替バカ
出版社 :技術評論社
読む目的:為替変動幅を予測する
ページ数:213
所要期間:1日

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・各業者のスワップポイントというのは、実際のレートより数日遅れた値が反映されます。
・ロールオーバーコストがかかっていたり市場取引金利の需給が影響してきたりと複雑です。
・どうなるかわからないからリスクなのであって、想定内のことが起こってもリスクではありません。
・情報に対して全くアンテナを張っていなくても入ってくる情報は、相場に大きく影響する可能性が高い情報なので重視しなければなりません。
・理論上、政策金利=インフレ率になるので、高金利通貨=スワップ運用に適した通貨、ということは一概にいえません。
・高金利通貨など取引量が少ない通貨は、ロールオーバーコストが高くつくため、スワップ金利を年利に換算してみると、単純な政策金利よりもかなり低くなっていることがあります。
・資源国というのは、今までの事例で考えても、デフォルトになりにくいと考えられる。
・基本的にどの通貨も、金利よりもボラティリティの方が大きいため、ある程度安くなるのを待つ方がいいでしょう。
・スワップ狙いの長期で考えるので、基本的に途中でいくら含み損が発生しようが放置します。
・重要なのはロスカットされずに耐え、長期保有を目指すこと。
・レバレッジは、自分がとれるリスクと、求めるリターン、さらにその時の買値によって決めます。
・その通貨の特性を知らずに分散投資するなら特性を知っている通貨に集中投資した方が安全。
・将来の値動きが必ずしも過去の値動きとは似たものになるとは限らないからです。
・ポートフォリオが大きくなればなるほど、誤差も大きくなってしまいます。
・1通貨あたりの往復コストを抜け幅といいます。
・統計学で年間の営業日に250日(または260日)を使うのが普通です。
・検証期間に正解はありません。
・HVの2.33倍を超えて為替レートが下落する確率が、ちょうど1%になる。
・1年後にトルコリラ/円のレートが15円以上さがっていなければ、利益が出るということです。逆にいえば、もし買い時を待つつもりで、1年間経ってしまったとしたら、当初より15円以上安いレートで買えなければ元が取れないことになります。


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posted by アキちゃん at 09:16| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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