2009年01月08日

酒匂隆雄の為替塾

この本は、よくFX会社のセミナーで講師をされている、元為替ディーラーの酒匂隆雄さんが書きました。

損を小さく抑えること、規律を守ることが大事だそうです。
よく言われていることですが、30年以上の経験をもつ著者が言うと重みがあります。

無理のない範囲で、コツコツと利益を積み上げることが大切なのだなと感じました。





書名  :酒匂隆雄の為替塾
  著者  :酒匂隆雄
出版社 :実業之日本社
  読む目的:酒匂さんの儲けの王道を知る
ページ数:213
所要期間:2日


『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・為替の取引で、大儲けできる法則などは絶対に存在しない。でも、大やけどをせずに、長く取引を続け、その中で多少の利益を積み重ねていく方法はある。
・曲がりなりにも30年以上にわたり、ディーラーを続けることができたのは、ひたすら損を最小限にすることを心がけてきたからだと思う。
・どんなにえらくなっている男でも、やっぱり半分以上は損している。ただ、損の中身を薄くしているからこそ、生きながらえている。
・勝ったことを自慢しても仕方がないし、損したことをクヨクヨ考えても始まらない。もう、それは終わったことなんだから。
・負けがこんでいるときにイライラするような人間だと、相場に勝つことはできない。
・勝負事にいどむ時には、誰よりも冷静たれ。
・相場で儲けるチャンスは、何も今、この時1回こっきりではない。外国為替市場は常に動いている。儲けを狙う機会は、いくらでもある。
・スーパーなディーラーたちのスタイルは、損している時にはスパッと切る。でも、本当に儲かると思った時には、果敢に攻める。
・どうして大相場を取りにいけるのか?それは、相場観がしっかりしているから。
・本当のスーパーディーラーは、自分のシナリオに沿った動きにならない限り、何があっても絶対に動かない。
・規律を持たない、ルールを守らないディーラーは、即失格ということだ。
・ディーラーとしての気構え、哲学のようなものは、優れた先輩ディーラーから学ぶべきところがたくさんあったし、自分が上に立った時は、それをきちんと下の連中にも伝えてきたつもりである。
・でも、肝心の為替の儲け方については、これはもうどうしようもない。自分で考えるしかない。
・たとえば金利の世界であれば、金融引き締めが終われば金融緩和へと向かう。
・ところが為替はそうではない。目に見える現象は同じでも、まったく異なる解釈で受け止め、売買される。
・「一体、どっちが正しいの?」と、文句の一つでもつけたくなるだろう。しかし、どちらも正しいのだ。これが為替市場なのだ。つまり、一筋縄にはいかないのである。
・一つだけいえるのは、「みなが買うから上がる。みなが売るから下がる」ことは間違いない。
・一生懸命にファンダメンタルズを分析したところで、為替相場の行方を当てることはできない。ファンダメンタルズは、為替レートを動かす要因にすぎず、決してそれがすべてではない。
・小ずるく動き回って、相場の流れに乗ることの方が、為替で儲けるためにはより現実的なのである。
・為替のディーラーは、上がると思ったらその通貨を買う、下がると思ったらその通貨を売る。で、その見通しが当たるか外れるかの確率は五分五分と考える。
・相場というものは、一つの流れができあがると、それを止めるのは極めて難しい。往々にして、オーバーシュートしてしまいがちなのである。
・投機筋はマーケットをかく乱させる不埒者として、ともすれば金融当局者は目の敵にするきらいがあるが、マーケットの流動性を維持するためには、絶対に必要な存在なのである。
・チャートは、介入にはまったく無力であると昔から思っていたし、今もそうである。
・外国為替取引は、とても面白いものだとは思うけれども、そこで勝ちを収めるためには、よほど強い情熱がないと難しい。
・1ドル=112円という目標を定め、それに沿ってドル高円安が進み始めた場合、1ドル=110円10銭になるのも、また1ドル=110円50銭になるのも、確率的には同じなのである。
・損切ったら、しばらくはマーケットに参加しない。
・相場に対して強い信念を持つことも大事だが、間違っていると判断したら、少なくともおなじようなレベルでのリ・エントリーだけは、絶対に避けるべきなのである。
・個人にとってのディシプリンというのは、「大損しない」ということに尽きる。
・つまり、無理して2円幅、3円幅を狙うのではなく、あくまでも80銭幅を狙っていく。
・情報を見る上で一番大事なことは、自分にとって気持ちのよい情報に偏ってはいけないということ。
・今まで苦労して相場を張ってきたディーラー、ある程度成功を収めてきたディーラーの意見は、プラスになる面が大きいということだ。
・ちょこちょこと利食っていると、大相場を取りにいくことはできない。でも、大相場を狙いにいくと、往々にして「絵にかいた餅」になってしまうケースがある。
・マーケットにとって一番大事なのは、流動性である。流動性が欠如しているマーケットでは、価格が乱高下する。つまり、リスクが極大化されてしまう。その流動性が、週末の一定時間はゼロになってしまうのだから、くれぐれも用心するに越したことはないのだ。
・マーケットは事実に先んじて動く傾向がある。
・ドル高円安にせよ、ドル安円高にせよ、その大合唱がマーケット関係者の間に広まった時が、ファッションのピークである。



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posted by アキちゃん at 11:28| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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