この本では、著者のトレードに関する考え方、具体的な投資ルールを学べます。
70年前に出版された本ですが、投資の哲学は、今も色あせることなく通用する内容だと感じました。
投機で成功するための普遍の真理をかいまみた気がします。

書名 :孤高の相場師リバモア流投機術
著者 :ジェシー・ローリストン・リバモア
出版社 :パンローリング
読む目的:トップトレーダーのマインドを身につける
ページ数:164
所要期間:1日
『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・自分が正しく扱える範囲内に情報を限定する必要がある。
・成功によって手にできる成果は、自ら記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出すという点において、どれだけ偽りなく誠実に努力したかに比例する。
・理論を実践に移してみると、株や商品への投機や投資の世界において、何ら新しいことは起きないということをほぼ確信した。
・私の経験でいえば、大儲けに至った投機は、株でも商品でもエントリー後すぐに利が乗ったトレードによるものである。
・正確な記録をつけ、時間的要因を考慮に入れることによって、重要な値動きをかなりの精度で予測することが可能だと私は考えている。
・私は、自分の株価記録から上昇トレンドが進行中であるとみれば、通常の株価反落後に新高値をつけるや買いに出る。
・真の変動は始まった日には終わりません。本物の動きが終わるには時間がかかりますからね。
・活況に取引され市場をリードするような銘柄から金を稼ぐことができないなら、マーケット全体から金を稼げるはずがない。
・利益の出るポジションを閉じるたび、利益の半分は別にしておこう。
・経済的破綻のリスクを犯してまでトレードしては、絶対にいけない。
・ピボットポイントを突き抜けた後に株価が思ったような動きをしなかったら、それは警戒すべき危険シグナルであるということを念頭に置いておこう。
・選んだ株が、「そこに達すれば価格変動が本格的に始まる」と考えていたポイントに達したら、最初のトレードを仕掛ける。
・投機家の誤りはマーケットが教えてくれる。損が出ているからだ。
・マーケットが正しく動かないとき、進むべき方向に進まないときは、いつでもそれが考えを即座に変える十分な理由となる。
続きを読む