2009年09月09日

シュワッガーのテクニカル分析

この本は、「マーケットの魔術師」の著者で、商品投資顧問業者でもある、ジャック・D・シュワッガーさんが書きました。

チャートパターンやテクニカル指標を利用したトレード手法、教科書とは異なる実践における問題点や解決方法などが書かれています。

個人的には、三角もちあいの中のフラッグ、が面白そうだと思いました。この本を読んだ後は、パターンを以前よりも注意してみるようになった気がします。

ちょっと難し目なので、ある程度FXを経験されている方におすすめします。




書名  :シュワッガーのテクニカル分析
著者  :ジャック・D・シュワッガー
出版社 :パンローリング
読む目的:トレードに応用する。
ページ数:377
所要期間:7日

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・本質的には、上昇トレンドはその前の安値が割れるまで変わらないと考えることができる。
・トレンドが長引くにつれ、何度となくトレンド・ラインが突破される傾向は単純な事実であって、トレンドが伸びるに従ってトレンド・ラインが再確定されると言っているのと同じことである。
・これらの観察から、トレンド・ラインは即時応答的であるというより、事後的に引くともっともらしくなり、また、トレンド・ラインの突破はときにはだましシグナルになるということである。
・私の経験では、支持線と抵抗線の領域を定めるには従来型のトレンド・ラインより内部トレンド・ラインの方が、利益を得るにはずっと役立つ。
・移動平均という用語は、平均の対象となる数があらかじめ定められ、その対象となる相手が連続的に時間とともに移動することから来ている。
・狭いレンジからのブレイクアウトは特に信頼性の高いトレード・シグナルを出す傾向がある。
・ブレイクアウト後、例えば5日間とか数日間価格がこのレンジを超えていれば、トレーディング・レンジのブレイクアウトは将来のトレンドを示すシグナルとして、その信頼性は飛躍的に改善されるはずである。
・支持線と抵抗線は大体の領域と考えるべきで、正確な点では
ありえないからだ。
・強いリバーサル・デイの条件とスパイク・デイの条件の両方を満たす日は、非常にめずらしいために、最も重要なものになる。
・長大線の日は、それ以前のN個の足の平均値幅の2倍を上回る値幅を持った日と定義することができる。
・MACDで、低い確率のトレードを取り除くために買われすぎ、売られすぎのレベルも設定され、これらのゾーンでの交差のみがトレード・シグナルとして使われる。
・それぞれのオシレーターの形成を様々な算出方法で行っているのに、結果が似たようなものになることには注目に値する。
・だましシグナルは、すべてのチャート・シグナルの中で最も信頼のおけるものである。
・マーケットがその基になるトレードの前提を無効にした最初のサインでトレードを中止すれば、損失は比較的少額に抑えられる。
・一般に、ストップ(損切り)を重要な地点に近づけ過ぎることは良いことではない。
・フラッグとペナントは、その揉み合いが発展するにしたがってその形を変えるのである。
・このトレードで実行したように常に変わり続ける相場の動きに断固として反応する能力は、マーケットを予測する技術よりも比べ物にならないくらい重要なものであることを表している。
・一般的には少なくとも何らかの反転のサインが出るまではトレードを続けることが望ましいが、以下の2つの条件を両方とも満たしていれば例外である。
@予想している方向への急激で大きな動きがある。
A主要な支持線への接近、または買い持ちの場合には主要な抵抗線への接近。
 理由としては、これらのトレードは特に不意の戻しに遭う傾向にあり、そのような調整は、たとえトレードが継続したとしても、もっと悪い価格で手仕舞う結果となりやすい。
・移動平均という名前は、時とともにこの平均値が連続して移動して1つのより滑らかな曲線を描くことから付けられている。
・度を越していると思われるだましシグナルの数は、単純移動平均システムの一般的な特徴である。これは一時的で急激な価格の動きによってシグナルが出てしまうことが、市場ではよくあるからである。
・実証研究では多くの市場で鈍感なシステムの方が敏感なシステムよりもうまく働いている。
・強気の市場と弱気の市場は同じ動きをしない。例えば、過去の価格チャートを広い範囲で調査した結果、大天井から価格が崩れるときは大底から価格が上昇するときよりもスピードが速いことが明らかになっている。
・理想的には、15年などの長い期間においてシステムをテストし、そしてその期間全体に対して個別の1年などの短い期間に対してこの結果を評価する。
・トレーダーはシステム運用を開始するのに好ましくない開始日を選んでしまう可能性がある(ドローダウンがいつ始まるか知る手段はない)。
・最適化の目標は最高のパフォーマンスを上げる1つのパラメータ・セットを探すことではなくて、広い範囲にわたって良いパフォーマンスを上げるものを探すことである。
・一般的には、良いシステムは活発にトレードされている先物市場の85%かそれ以上の市場で利益を上げている。
・完全な世界は思考を必要としない。私たちが考えるのは、何か上手くいかないことがあるからである。
・理想的には、十分な分散は逆バリ型、パターン認識、そしてトレンドフォロー型のシステムを組み合わせて始めて達成できるのである。
・しばしば見過ごされてしまうことは、システムそのものよりも、そのときどきの市場の状況がトレーディングの結果に強く反映されるという事実である。
・ほとんどの成功が約束されているシステムでは、損失を計上している期間はそれに続くパフォーマンスをより素晴らしいものにしようとしているのである。
・確信と心持ちは、自己裁量に任されたトレーダーのパフォーマンスに重大な影響を与えるが、システムによる運用には関係ないのである。
・ある市場パターンに興味をもち、それがどのおうに展開されると思ったか、もしくは、そのパターンが最終的にどのように完成されていったか、そのパターンの解釈に偏見がない場合を記録しておきたいときにはいつでも、チャート・パターン帳を付けるべきである。
・用いる取引手法は自分にとって適切なものであり、安心できるものでなければならないのである。
・有利でなければ、規律や運用技術でかろうじてできることと言えば、運用資金を序々に減らしていくことくらいなのである。
・快適なものは、しばしば行ってはいけないもの
・危ないところにさしかかっても騒ぐな。そうしたからといって何の解決にもならないから。
・負けについて悩んだことはありません。そのうち取り戻すことは分かっていますから。
・アマチュアは大きな損失を被ることで破産する。しかし、プロは小さな利益を取ってしまうことで破産する。
・収益そのものではなく、収益機会を最大化するように行動するのが人間の性格だ。
・楽なことではなく、正しいことをせよ。
・「新マーケットの魔術師」でインタビューしたトレーダーたちと話をしていて、トレードは自分がやりたかったことなのだ、と彼らの多くが感じていることを明確に認識することになった。


posted by アキちゃん at 11:30| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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