2009年09月11日

為替の真実

この本は、中国系アナリストとして、日本、中国、台湾などを飛び回り講演をこなす陳満咲杜さんが書きました。

著者のブログ記事の抜粋という形で書かれています。

サイクル分析やセンチメント分析、RSIのリバーサルなどはとても参考になりました。著者は相場の転換点をとらえるのが得意な印象をうけました。

さまざまな視点で書かれているので、相場への視野を広げるにはいい本だと思います。




書名  :為替の真実
著者  :陳満咲杜
出版社 :青月社
読む目的:為替の真実を知る。
ページ数:209
所要期間:5日

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・投資と投機の違いは価値の生産の有無に尽きる。
・重要なのは、歴史的に見ても米政府主導の通貨政策や思惑によって、ドル高やドル安が誘導され、ほとんどが外貨サイドの事情を無視するかたちで相場が形成されていくということです。
・台所でゴキブリが発見されたら、絶対一匹だけではすまない。
・このように相場における過去の重要ポイント(安値および高値)がおのずと将来の値動きに影響を与え、来るべき相場の均衡と調和を作りだしている。
・投機市場における買いポジションと売りポジションのバランスが崩れれば、相場は大きく動くが、皮肉なことに少数派の勝利になるケースが圧倒的に多い。
・シナリオと取引は 別もので、相場より自分のシナリオを優先させるべきではないことも肝に銘じるべきだ。
・天井と底はそのときが過ぎてから初めてわかるものである以上、トレンドに沿ったシナリオのほうが無難。こうしたロジックはつまらないかもしれないが、確率の視点では優位性を持つ。
・テクニカル・アナリシスの原則としては、「ダマシ」ほど「正確なシグナル」となるものはないと見なす。なぜなら、世の中の現象と同じく、「達成するべきものが達成されていなければ、その反対の方向になる確率が逆に高くなる」と考えられるからである。
・RSIのリバーサルとは為替レートなどが新値をとっていないにもかかわらず、対応的なポイントではRSIが新値をとったことです。この場合、かなり高い確率でその後値が戻し、元のトレンドへ復帰します。
・市場のレートは皆さんの予測と思惑で形成される以上、常にファンダメンタルズの内容より早く反映する。
・本格的であればあるほど、相場のトレンドが安易に転換しない習性を持つ。
・皆が「そんなに簡単なのか、そんなに普通なのか」と思えるくらいシンプルなルールでなければ意味がない。
・週足におけるMACDのシグナルは極めてシンプルだが、驚くほど有効である。
・相場は相場なので、生活の感覚を絶対に入れてはいけません。
・金持ちの人はなぜ金持ちになったかというと、現実に対してしっかりリスクを計算して対応しているからです。


posted by アキちゃん at 06:05| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。