2010年03月31日

究極のトレーディングガイド 

この本は、トレーディングシステムのテストと評価を行う会社の創業者であるジョン・R・ヒルさんが書きました。

前半部分は、もういいよ、と言いたくなるくらい数えきれない手法と考え方が紹介されています。その殆どに検証結果が記載されているので、とても参考になります。そうだったのか、というのが沢山ありました。

後半部分は、システム開発のポイントや評価手法、マネジメントの方法、著者が考えるベスト10のトレードシステムの紹介がされています。

システム開発を目指している人だけでなく、トレード手法をとにかく沢山知りたい、という人にもお勧めです。





書名  :究極のトレーディングガイド 
著者  :ジョン・R・ヒル、ジョージ・プルート、ランディ・ヒル
出版社 :パンローリング
読む目的:システム開発スキルを高める。
ページ数:400
所要期間:1ヶ月半

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・投機の世界で競うべきは、バーチャルな世界における論理的帰結をリアリティの世界で継続して再現するオペレーションの正確さと堅牢性なのである。
・われわれの経験によれば、一度にひとつのアイデアだけに集中するときに最もよい結果が得られた。
・トレードには仕掛けと手仕舞い/仕切り、それに仕掛けが間違っていたときにストップロスという3つの行為しかない。
・今や300億ドルに成長した商品ファンドの約80%の資金はシステマチックなトレード手法で運用されているではないか。
・一度おカネを儲けられたところでは何回でも儲けるチャンスがあること。
・システマチックなメカニカル・システムでも長期的なトレードで利益を上げることは可能である。
・実際、市場のプレーヤーが売り/買いの決断を下す十分な証拠を入手するまでには、すでに勝負は終わっているのである。
・優れた投機的判断を適切に行動に移さなければ、それは衝動的な行動と同じく、この世界で成功を収めることはできない。
・一般に指標というものは遅行的であるため、仕掛けと手仕舞いが遅すぎて失敗するのである。チャート・パターンを分析することにより、今市場で働いている力を読み取ることが大切である。
・知識と成功するトレードの間には大きな隔たりがある。
・新高値に向けた試みが3回ほど失敗すると上昇局面終了の前兆となるが、それに先立って上昇の期間が短くなるという現象がみられる。
・その答えはトレーダーであるあなたが後解釈ではなく、今の相場の各局面とパターンをよく見て、それを理解するということである。
・3波調整よりも大きい調整の確率はわずか18%であることから、確率的にみて、3波調整のあと再び上昇/下降に向かうころを買う/売るのが有利である。
・基本的なことは買いと売り、支配的な力またはトレンドについてよく考えるということである。
・あるピボットポイントからもうひとつのピボットポイントまでの値動きをスイングと呼ぶ。
・ここから分かることは、高値引けよりも安値引けの翌日に買った方が有利であるということである。例外は相場がもちあい放れしたときである。
・インサイド・デイが2日続いたあと、3日目の値幅が2日目のレンジより大きく、特に終値がそのレンジからはみ出したときは、その後の小幅な動きの方向を示している。
・ダブルボトムでの2番目のリバーサル・デイは、ひとつだけのリバーサル・デイよりもかなり強力なシグナルとなる。
・上方/下方のいずれに向かうときでも強い日のあとには必ず押し/戻りがある
・長大線は、それがバイイング・クライマックスの最終局面で出現すれば弱気のシグナルとなるが、あるフォーメーションを突き破るような形で出現するとそれは強気のシグナルである。
・売りが買いを上回る最初の兆候が見えたら買いポジションを手仕舞う
・予測は成功する投機のカギとなる。このため、トレーダーは重要な支持/抵抗圏で先の動きが終了することを予測しなければならない。
・底に向かって3回下げたあとに小戻す動きは、売られ過ぎの状況を示しており、その後に急反発する可能性が高い。
・トレードの基本は仕掛け、ストップ、そして手仕舞いの3つである。
・価格が目標値に達しなかったばかりに、それまでの利益を失うようなことは断じて避けるべきである。
・上昇トレンドの相場では、陰線のノンオーバーラッピング・バーが出ることはほとんどない。
・さまざまな時間枠のチャートを使って支持/抵抗圏を予測し、それらが一致すればそれに従って売買し、それらが一致しなければトレードをしなければよい。こうすれば、ひとつの時間枠で価格の動きを予測するよりはるかに勝率が向上するだろう。
・ある時間枠に表れた支持/抵抗圏がさらに長い時間枠の支持/抵抗圏の位置と一致すればそれはかなり確かなものとなり、極めて強力なトレード手法として利用できる。
・大きく異なる時間枠のチャートからは有益な情報が得られるし、それらのチャートが表す支持/抵抗圏の類似性のほうが信頼度は高い。
・どの時間枠を使うべきかについては、「5倍の法則が役立つだろう」
・皮肉なことに、トレーディングシステムのパフォーマンスが向上する直前にトレードをやめてしまうトレーダーが少なくない。
・有効なシステムがそのユーザーに与えるただひとつのものは、わずかなテクニカル上のエッジ(優位性)にすぎない。しかし、このエッジをうまく使えば、そのユーザーは長期的におカネを稼ぐことができる。
・この種のシステムの開発者は、システムのパフォーマンスを維持するには、過去の歴史が将来もほぼ変わらず繰り返さなければならないということを十分承知の上でシステムを開発しているのである。
・システムの実際の利益はシミュレーションによる利益の半分、最大ドローダウンはその2倍と考えた方がよい。
・MACDの目的は移動平均線に伴う売買シグナルの遅れを是正すること
・なぜダマシが発生するのかといえば、それは価格の変動がランダムだからである。
・モメンタムをベースとした各種指標いは強い類似性が見られるため、さまざまな指標を同時に使っても、単に冗長になるだけである。
・われわれは、世界的な大手銀行やCTAなどが数百万ドルを投じてそれらの新手法について調査したが、結局は移動平均による従来のトレード手法より優れた成績を出すことはできなかったという事実を知っている。
・20日間というのは、現在の市場の心理を反映する期間として一般的な基準になっている
・システムトレーディングにおいては、きつめのプロテクティブ・ストップがときに裏目に出ることもある
・一定の評価益が出たら仕掛け値近辺に損益トントンとなる何らかのトレイリング・ストップを置く。短期のトレードにおいて、この種のストップは、もっと大きな利益を確定しようとする手法よりは有効である。
・過去10日間の始値と終値の平均レンジ÷同期間の平均レンジが0.5以上
・もし過去4日間の終値のレンジが真のレンジの30日間平均よりも小さい時は買い/売りのシグナルは出ない。この状態は相場がもちあい圏にあることを示しており、遅かれ早かれ相場はこの局面を脱して上昇または下降のいずれかの動きに移るはずである。
・最も堅牢なパラメータの組みあわせは、高い平らな高原を表すエリアである。
・このように、当初はベストだったパラメータの組み合わせでも時間の経過とともに次第に最適ではなくなってくる。
・検証結果をふまえると、チャネルの長さはボラティリティの高いときは大きく、逆にボラティリティが低いときには小さくすべきであることがわかった。
・勝ちトレード月の比率
・ひとつの手法で各市場の投資対象をトレードしてもリスクの分散化は図れるが、さまざまな手法で多様な市場に投資すれば、その効果はさらに大きくなる。
・「夢のトレーディングシステム」などは存在しない、優れたトレーディングシステムから得られるのはトレード上の単なるエッジ(優位性)である。
・一度おカネを儲けられたところでは、何回でも儲けるチャンスがあること


posted by アキちゃん at 22:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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