2009年06月15日

矢口新の相場力アップドリル「為替編」

この本は、ファンドマネージャーとして株式市場などで活躍されている、矢口新さんが書きました。

為替のファンダメンタルズに関して、ドリル形式で考えながら読み進められるようになっています。

ボラティリティやトレンドの形成に関して、投機筋と実需筋がどう影響を与えるのか、という点でわかりやすく書かれていました。

チャートでも、日足や週足の方が、5分足などよりトレンドを形成しやすいと感じています。その点が実需と仮需のバランスに起因する、と考えると理解が深まりました。

FX初心者で、為替のニュースがどう相場に影響を与えるのか?を知りたい人にはオススメです。





書名  :矢口新の相場力アップドリル「為替編」 
著者  :矢口新
出版社 :パンローリング
読む目的:ファンダメンタルズへの理解を深める。
ページ数:147
所要期間:5日

『心に響いた言葉/文面は本文より引用・編集』
・材料の数や種類にかかわらず、誰かが売り買いしなければ動かない。何も材料がなくても、誰かが売り買いすれば相場は動く。
・1日の買い持ちは1日だけ相場を支えている。1年の買い持ちは1年間相場を支えている。
・日計りの買いはその日の数時間だけ相場を支ええているだけなので、いずれは売りがでること。
・ヘッジファンドの買いは数日から数か月相場を支えているが、やはりいずれは売りがでる。
・価格の振幅(ボラティリティ)は主に投機筋−買ったものは売り、売ったものは必ず買い戻す人たち−の存在によって起きていると分かります。
・トレンドは実需によって、ボラティリティは投機によってつくられる。
・通常、相場では困る人が多い方向へと動く傾向があります。
・相場のトレンドはポジションの保有期間の長さ、すなわち時間に大きな影響を受け、価格の振幅(ボラティリティ)はポジションの大きさに影響を受けることがわかると思います。
・過去のデータを検証しますと、成長率と為替レートとは相関関係にも逆相関関係にもありません。
・素直に反応したのみ値が伸びない場合は、どのレベルででもドテンの倍返しをねらって逆に攻めます。
・日々のニュースに反応する人の大半は日計りです。日計りではその日のうちに売り買いを完結させますので、値が伸びないとわかったなら数分後にでもポジションを閉じてきます。いずれにせよ、投機筋のポジションは必ず閉じられます。
・一般に材料が単純なものほどわかりやすく、その分パワーも強いのです。
・金と原油とのもっとも大きな違いは、見るべき実需がないことです。
・アメリカ株の暴落はアメリカ売りを連想させますので、まずはドル売りから入ります。
・仮需である投機筋が材料視すれば、どんなことでも相場を動かす材料となってしまいます。
・評価損でさらに怖いのは、ときに損の額が一投資家の耐え得る範囲をこえてしまうことです。限界点は誰にでもあると思っていてください。
・10回買うと、うち5回は上昇します。勝負は自分が潮の流れに乗れているときにするものです。
・投機の限界は時間。投機のうちでも日計りが量的にもっとも多いので、数分から数十分で多くのポジションが閉じられる。
・どんな形でも需給のバランスがとれている限り、レートの変動は妨げますので固定相場が守れます。
・為替の固定相場が機能するには、経済の規模に比べて通貨の需給が小さい必要があります。
・債券とは、高金利のものが金利低下していくのを買うものなのです。


posted by アキちゃん at 09:24| 兵庫 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだFX本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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